京大のFさんに情報をいただき、キタミソウ自生地での堤防工事が進んでいる星川へ。
もう工事がだいぶ進んでしまっていて回避は間に合わなかった。しかも保全対策として計画されている「移植」(表土移動)が、移植先の環境からして間違いなく失敗するものだった。これについては、もう少し実効性のあるものに修正する提案はできた。
「移植」を計画に入れることで「保全に配慮した」ことを謳う事業は多い。しかし、移植後にうまくいっている事例は少ない。それどころか、移植後のモニタリングさえ行われない事例が多い。
東邦大学で保全生態学を勉強している西廣淳のブログです。更新は断続的です。頻繁な情報発信はフェイスブックとツイッターでしております。 | Facebook https://www.facebook.com/jun.nishihiro | Twitter https://twitter.com/jnishihiro | 本業のウェブページ http://www.lab.toho-u.ac.jp/sci/env/coneco/
2010年11月9日火曜日
2010年11月6日土曜日
水戸での観察会と幼稚園の「草花遊びの会」
2010年11月2日火曜日
告知:自然再生講習会 in 静岡
宣伝開始しました。講師陣が超豪華です。どうぞご参加ください。
http://www.esj.ne.jp/esj/koushuukai2010.pdf
日本生態学会自然再生講習会 第二回自然再生講習会
「河川・湿地の自然再生の理念と技術」
「生物多様性」を最前線で研究している講師が、河川や湿地を対象とした「自然再生」の考え方や手法について、初歩からわかりやすく解説します。主な対象は、自然再生事業に関心のある一般市民、自然再生協議会関係者、NGO、コンサルタント等企業関係者、行政官、研究者です。生態学の予備知識は必要ありません。
主催:日本生態学会、日本生態学会中部地区会
後援:環境省、国土交通省、農林水産省、静岡県、静岡市
日程:2010年12月5日(日曜日) 13:00-17:00
場所:静岡県総合研修所もくせい会館「富士ホール」(静岡市葵区鷹匠3-6-1)
JR静岡駅北口徒歩20分 しずてつバス「水落町もくせい会館入口」バス停下車5分
http://www.pref.shizuoka.jp/soumu/so-040/mokusei.html
講習料:1,000円
参加者には受講証明書を発行します。
プログラム:
13:00-「自然再生事業とは何か」 竹門康弘(京都大学)
13:50-「河川・湿地の生物多様性と自然再生」 角野康郎(神戸大学)
15:00-「河川・湿地の自然再生の技術」 中村太士(北海道大学)
16:00-「『巴川流域麻機遊水地自然再生事業』の紹介」 清水康弘(静岡県静岡土木事務所)
16:30- 質疑応答
会場内で、関連のポスター展示もあります。
特典:
当日のテキストとしても使用する自然再生ハンドブック(日本生態学会編、地人書館、2010年12月発行)を、会場で参加者特別割引価格3,600円(定価4,200円)で購入できます。
参加の申し込みお問い合わせ:
日本生態学会生態系管理専門委員会 (担当:西廣淳)まで ajn@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp
補足説明:
自然再生推進法が施行されてからほぼ8年が経過しましたが、自然再生事業の必要性は、ますます強く認識されるようになっています。先月開催された生物多様性条約COP10では、国際的な生物多様性保全に向けた「愛知ターゲット」の一部として、自然再生の数値目標が採択されました。今後国内でも、その達成に向けた事業が計画される可能性があります。また、このようなトップダウン的な動機付けがなくても、地域での自発的な自然再生事業は近年増え始めています。
日本生態学会生態系管理は、今回のような「自然再生講習会」やハンドブックの出版等を通じて、自然再生推進法が定めた目的・理念に沿った事業が実施されるように、生態学の立場から支援したいと考えています。
http://www.esj.ne.jp/esj/koushuukai2010.pdf
日本生態学会自然再生講習会 第二回自然再生講習会
「河川・湿地の自然再生の理念と技術」
「生物多様性」を最前線で研究している講師が、河川や湿地を対象とした「自然再生」の考え方や手法について、初歩からわかりやすく解説します。主な対象は、自然再生事業に関心のある一般市民、自然再生協議会関係者、NGO、コンサルタント等企業関係者、行政官、研究者です。生態学の予備知識は必要ありません。
主催:日本生態学会、日本生態学会中部地区会
後援:環境省、国土交通省、農林水産省、静岡県、静岡市
日程:2010年12月5日(日曜日) 13:00-17:00
場所:静岡県総合研修所もくせい会館「富士ホール」(静岡市葵区鷹匠3-6-1)
JR静岡駅北口徒歩20分 しずてつバス「水落町もくせい会館入口」バス停下車5分
http://www.pref.shizuoka.jp/soumu/so-040/mokusei.html
講習料:1,000円
参加者には受講証明書を発行します。
プログラム:
13:00-「自然再生事業とは何か」 竹門康弘(京都大学)
13:50-「河川・湿地の生物多様性と自然再生」 角野康郎(神戸大学)
15:00-「河川・湿地の自然再生の技術」 中村太士(北海道大学)
16:00-「『巴川流域麻機遊水地自然再生事業』の紹介」 清水康弘(静岡県静岡土木事務所)
16:30- 質疑応答
会場内で、関連のポスター展示もあります。
特典:
当日のテキストとしても使用する自然再生ハンドブック(日本生態学会編、地人書館、2010年12月発行)を、会場で参加者特別割引価格3,600円(定価4,200円)で購入できます。
参加の申し込みお問い合わせ:
日本生態学会生態系管理専門委員会 (担当:西廣淳)まで ajn@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp
補足説明:
自然再生推進法が施行されてからほぼ8年が経過しましたが、自然再生事業の必要性は、ますます強く認識されるようになっています。先月開催された生物多様性条約COP10では、国際的な生物多様性保全に向けた「愛知ターゲット」の一部として、自然再生の数値目標が採択されました。今後国内でも、その達成に向けた事業が計画される可能性があります。また、このようなトップダウン的な動機付けがなくても、地域での自発的な自然再生事業は近年増え始めています。
日本生態学会生態系管理は、今回のような「自然再生講習会」やハンドブックの出版等を通じて、自然再生推進法が定めた目的・理念に沿った事業が実施されるように、生態学の立場から支援したいと考えています。
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