2010年1月27日水曜日

国交省の意見募集

何とか時間をつくって書いてみる予定。忘れないように貼っておきましょう。
今後の治水対策のあり方に関する意見募集について(お知らせ)

D論審査会

浮島湿原(妙岐の鼻)で水文・水質動態を研究したNさんのD論公聴会。
私たちが植物の多様性の面から注目している場所が、水質・水文の面から特別な場所であることが明確に示され、本当に感動した。湿原内で絶滅危惧種が集中分布する場所は、川や湖の水の影響を受けにくく、雨水に近い水質の湿原が維持されやすいような地形的・水文学的条件をもっていることがはっきりした。
物理学と生態学というまったく別のアプローチで研究をしても、真実は一つ、ということか。

物理現象は生態現象よりも予測能力において比べ物にならないほど優れている。水質や水位の変化が生物に及ぼす影響を予測するには、優れた物理学的モデルと組み合わせることが有効だと思った。

2010年1月24日日曜日

小貝川と菅生沼の野焼き

今年もフィールドワークは野焼きで幕開け。23日は小貝川、24日は菅生沼の野焼きに家族全員で参加。

2週間くらい雨が降っていなかったので草がとても乾いていて、どちらもすばらしい燃え方だった。小貝川は毎年燃え残る窪地まで十分焼けたし、悲願(?)だったタチスミレ生育地にも火が入れられた。菅生沼も大成功。どちらも作業に夢中でほとんど写真を撮れなかったのが残念だったが、幸先の良いスタートがきれた。