工事が始まってから気付いた霞ヶ浦の離岸堤工事。底質悪化などの問題を引き起こすおそれがあったので、事務所に意見し、現場打ち合わせをすることになった。事業を止めることはできなかったけれども、問題点を伝えること、今後の「離岸堤に頼らない越波対策」に向けた試験的な事業を行う場所っを設けてもらうこと、が実現した。
環境に悪影響がある事業に関与するのは不本意だし、後に批判のネタにされるのはわかっているのだけれども、少しでも良いものにしてもらえるのであれば、参画して「実を取る」ようにしたいと考えている。
治水・利水・環境の鼎立のためには、ちょっと遠回りでも丁寧な付き合いが必要。