東邦大学で保全生態学を勉強している西廣淳のブログです。更新は断続的です。頻繁な情報発信はフェイスブックとツイッターでしております。 | Facebook https://www.facebook.com/jun.nishihiro | Twitter https://twitter.com/jnishihiro | 本業のウェブページ http://www.lab.toho-u.ac.jp/sci/env/coneco/
2009年9月11日金曜日
3日連続の霞ヶ浦通い
9月9-11日は3日連続で霞ヶ浦(浮島)に通い、植生調査、実生の生存率調査、バイオマス測定のためのサンプリングを終了。8月末からのフィールドの連続で、さすがに疲れてきた。学生の頃はどんなに疲れても一晩寝れば回復していたが、最近ダメだなぁ。今月38歳になるのでこれが普通なのかもしれないが。
2009年9月8日火曜日
ソロモンの歌
トニ・モリスン(金田眞澄訳)「ソロモンの歌」読了。
今年読んだ小説で間違いなく一番面白かった。
いろいろな読み方ができる小説だが、ぼくは、閉塞感のある時代や社会に対する3通りの対応を描いた小説として読んだ。3通りの方法の一つは「荒れる」、2つ目は「空に飛んで逃げる」、3つ目は「一度も地上を離れずに飛ぶ」である。3番目の方法はもっとも幸せそうだが、それを実現している人物(パイロット)は、臍をもたない、超人的に人間とした描かれている。結局、荒れるか・逃げるか、になってしまうということか。パイロットについての記述がもっと欲しかったが、その思わせぶりなところが小説の魅力になっている。この著者の作品は初めて読んだが、他の小説も読んでみたい。
今年読んだ小説で間違いなく一番面白かった。
いろいろな読み方ができる小説だが、ぼくは、閉塞感のある時代や社会に対する3通りの対応を描いた小説として読んだ。3通りの方法の一つは「荒れる」、2つ目は「空に飛んで逃げる」、3つ目は「一度も地上を離れずに飛ぶ」である。3番目の方法はもっとも幸せそうだが、それを実現している人物(パイロット)は、臍をもたない、超人的に人間とした描かれている。結局、荒れるか・逃げるか、になってしまうということか。パイロットについての記述がもっと欲しかったが、その思わせぶりなところが小説の魅力になっている。この著者の作品は初めて読んだが、他の小説も読んでみたい。
2009年9月4日金曜日
9月の一関
9月3-4日は「久保川イーハトーブ自然再生事業」が進められている一関へ。5月に植生調査を行ったサイトで、研究室OBのO君と秋の植生調査を行った。第二次生物多様性国家戦略以前はほとんど注目されなかった「里山の自然」は、ここ数年では新聞などでも頻繁に取り上げられるになっている。私がみたことのある場所の中で、もっともすばらしい「里山の自然」が残されているのは、この一関である。
今回はちょうど畦にアケボノソウが咲く季節。

初めて見た植物(O君に教えてもらった)ツガルフジ

農業のための畦草刈りやため池管理が生み出した環境と、それをうまく利用して生育する生物。ほんの30-40年前は日本中で普通だったのだろうこの景色が、残っている場所は本当に限られている。
連日のフィールドワークに悲鳴を上げるように、長靴に二箇所も穴が開いた。今回のは寿命6ヶ月だった。
今回はちょうど畦にアケボノソウが咲く季節。
初めて見た植物(O君に教えてもらった)ツガルフジ
農業のための畦草刈りやため池管理が生み出した環境と、それをうまく利用して生育する生物。ほんの30-40年前は日本中で普通だったのだろうこの景色が、残っている場所は本当に限られている。
連日のフィールドワークに悲鳴を上げるように、長靴に二箇所も穴が開いた。今回のは寿命6ヶ月だった。
2009年9月2日水曜日
9月の浮島調査開始
2009年9月1日火曜日
8月の三方湖
今年から新しいフィールドとして通い始めた三方湖。
7月30-8月1日はヒシの個体群調査に行ってきた。今年は昨年ほどではないがヒシは多めとのこと。
ヒシの増減に影響する主要な要因を明らかにし、動態予測モデルをつくることが目標。在来種ながら、ときに厄介者扱いもされるヒシとうまく折り合いをつける助けになればと考えている。

今回の調査タイミングでは、花が少し残り、まだ成熟種子はほとんどない状態だった。種子採取にはもう一度訪問が必要そうだ。一度「種子から育てる」経験をするといろいろなことがわかる。この後の過密スケジュールを考えると、良いタイミングで行けるかが若干不安だが、現地の方と相談しながら進めたいと思う。
7月30-8月1日はヒシの個体群調査に行ってきた。今年は昨年ほどではないがヒシは多めとのこと。
ヒシの増減に影響する主要な要因を明らかにし、動態予測モデルをつくることが目標。在来種ながら、ときに厄介者扱いもされるヒシとうまく折り合いをつける助けになればと考えている。
今回の調査タイミングでは、花が少し残り、まだ成熟種子はほとんどない状態だった。種子採取にはもう一度訪問が必要そうだ。一度「種子から育てる」経験をするといろいろなことがわかる。この後の過密スケジュールを考えると、良いタイミングで行けるかが若干不安だが、現地の方と相談しながら進めたいと思う。
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