2009年3月21日土曜日

渡良瀬、小貝川、浮島

早起きして渡良瀬遊水地の火入れ(野焼き)を見物に行った。途中事故渋滞などがあって予定が狂ったが、なんとか点火に間に合った。


渡良瀬の火入れを見に行くのは初めて。こんなに大きな炎をみたことがない。堤防の上にいても顔が熱くなった。


この規模になると観光価値もあるということか。



火が一段落するところまで見届けて、一路、小貝川へ。1月に野焼きした場所の春植物の様子を見に行く。アマナ、ヒメアマナは開花ピーク、ノウルシは咲き始めというところだった。




その後、どうしても自分のフィールドも見たくなり、霞ヶ浦の浮島湿原へ。ここも継続して野焼きが行われてきた場所だ。しかし、残念なことにここ5年ほどの間は停止している。今年は野焼きしたくても、12月から3月まで霞ヶ浦の水位が高く維持されているため、地表面が冠水して冬季に火を入れることができなかった。


3月末に向けて水位は下げ始めているとのことだが、浮島湿原の地表面はまだ冠水している。多くの植物は発芽したい季節なのに。せっかく渡良瀬、小貝川と楽しい観察をしたのに、しょっぱい気持ちで帰宅することになった。