2009年4月27日月曜日

環境税の事業で

 先日訪問した某県での話。県の「環境税」を使って行われた「里山管理」の事業で、造園業者が作業に入り、下草から枯葉・落枝まですっかり採集され、林床が丸坊主にされてしまったとのこと。整備後の林を見せてもらったが、「芝生に樹木が生える都市公園」のような景観にされてしまっていた。
 せっかく環境税を使う事業なのだから、生物多様性保全にとって意味のある内容でやって欲しい。そのためには、野生の生き物を良く知っている人が計画し、監視する必要があるだろう。
 このような問題は全国ではけっこうあるかもしれない。