栃木県の小山西高校とのSPP(Science Partnership Project)の一環で、5月の観察会に引き続き、今日は生徒さんたちが大学に講義を聞きに来てくれた。「植物の暮らしとタネ(種子生態学入門)」と「渡良瀬遊水地の未来を考えるために」の2コマの講義をしたが、全員がとても真剣に聞いてくれたので、こちらもだいぶノッて話をすることができた。
特に、教室からインターネットに接続して、国土地理院の「地図閲覧サービス」と農環研の「歴史的農業環境閲覧システム」をみながら、小山の高校生にとっておそらくもっとも身近な思川を題材に、川の形や町の分布の過去100年の変化を説明した部分は反応がよかった。このテはまた何かに使えるかな。