植物(被子植物)の学名のリストを放り込むと、系統樹をつくって返してくれるウェブサイトPhylomaticはほんとうにすごい。種間比較を行う上での系統的制約の考慮の重要性は昔から指摘されていたが、なぁなぁで許されることも多かった(と思う)。でも、これからは情報不足を理由にそれを怠ることは許されなくなるだろう。
ある場所での「種数の減少」も、系統樹の枝の長さの減少、として論じると深い議論ができる。Phylomaticは保全生態学にとっても革命的な道具になるだろう。
・・・少し以前にY先生に教えてもらって、いつかはと思っていたが、実際に使ってみたら本当に驚いた。